近代五種競技、パリオリンピックメダル獲得祝賀会に参加してきました!

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令和6年9月15日。まだまだ厳しい暑さの中、渋谷神宮外苑にある日本青年館ホテルのバンケットルームで近代五種競技日本代表選手団祝賀会が開催された。メディアでも報道されているように今回のパリオリンピックでは、日本近代五種競技がオリンピックに参加し始めてから112年目にして初めてのメダル獲得という記念すべき成績をおさめた。

8月12日 朝日新聞      東急電車 社内デジタルニュース

私たちSHP.Dentかながわは10年以上前からこの近代五種競技の医療スタッフとして関わってきており、現在は品川副理事長がこの競技の医科学委員長を務めている。このように関わりを持っている選手がオリンピックという大舞台で活躍し、素晴らしい成績を残したということはとてもうれしいことである。

 

祝賀会は今回のオリンピック日本代表として参加した佐藤選手、内田選手の登壇(かなり緊張していました)、成績発表に続き、長年にわたりスポンサーとして競技をサポートしてきたミズノ(株)からの祝辞。日本近代五種協会会長の山﨑さんからの祝辞と続き、乾杯となった。そして銀メダルを獲得した佐藤選手へお祝いの品と報奨金の授与となった。

フォトセッションでは参加者は佐藤選手が獲得した銀メダルを首にかけてもらい、佐藤選手と内田選手の間で写真を撮ってもらうことができた。(内田選手の美しさに目を奪われました!)多くの参加者が2人の元へお祝いに行き、参加者みんなで喜びを分け合った。選手たちも自ら出席者に挨拶にまわり、和やかな雰囲気で会は進んだ。

ミーハーな私も銀メダルを首にかけていただき、その重さを実感させてもらった。(銀メダル、本当に重かったです。佐藤選手曰く金メダルの方がやはり重いそうです。)

 

もちろんだが、今回のオリンピックの好成績は選手のみで成し遂げられたものではない、選手の頑張りの裏には協会スタッフの協力、尽力があることも忘れてはならない。パリに帯同した主要メンバーが登壇して出席者からの祝福を受けたが、それ以外にも裏方の裏方ともいえる多くの方々のサポートがあったことを付け加える。

緊張感から解き放たれた若者たちの食欲は止まらなかった(笑、お疲れさまでした!)

とはいえこの祝賀会の主役は、パリオリンピックに日本代表選手として参加した佐藤大宗選手と内田美咲選手である。ともに自衛隊体育学校所属の先輩後輩。2人はここ数年の成績を紹介すると・・・

佐藤選手は令和3年と去年の全日本選手権で優勝。内田選手は令和4年優勝、去年は準優勝している。

内田選手は2022年ワールドカップファイナルで4位入賞していて、これは男女合わせて日本近代五種競技の中で過去最高の成績。この時佐藤選手は決勝に進めず悔しい思いをしている。昨年のアジア大会でも内田選手は4位。佐藤選手も6位入賞を果たしていたがメダル獲得を目標にしていた為、オリンピック出場枠を獲得したものの少し残念な結果となっている。常に自分より上の成績を獲得している内田選手の成績に触発され、自分も頑張らなければと奮起し、今回のオリンピックの好成績につながったとスピーチでも語っており、2人で切磋琢磨してきたことを明かしている。このような経過をみてきたスタッフは「今回のオリンピックでは絶対メダルを取れる!」と確信してオリンピックに臨んだということである。

なおアジア大会では近代五種競技の団体戦があり、女子(内田、梅村、柴田選手)が2位、男子(佐藤、松本、篠木選手)3位とオリンピック出場選手以外にも有望な選手が育っているので、今後もさらなる活躍が期待される。

今回の成績を踏まえ、近代五種競技は今までよりもメディアに注目されることが多くなるだろう。実際、オリンピック後は多くの取材依頼が来ていたようである。しかし2人とも自衛隊員という職であるため、メディアへの出演やインタビュー等は制限されるようである。個人的にはそのような場に出て、近代五種競技を広めてほしいと思っている。(実際、友人に医療スタッフとして関わっている近代五種競技で銀メダルを取った!と自慢しても「近代五種競技って何?」と言われることもありガッカリする)

しかしメディアに注目されれことが多くなれば、その時に協会、私たちサポートメンバーもしっかりとした体制を保っていなければならない。今後も近代五種競技の発展のために気を引き締めていかなければならないと思った。

 

 

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