| 投稿者名: 竹村直美
令和7年12月6日(土)7日(日)の2日間、埼玉県浦和の埼玉会館にて第36回日本スポーツ歯科医学会総会・学術大会が開催された。我々SHP.Dentかながわでは8名が参加した。
学会は6日の午後からだったがそれに先立ち、第41回JASD認定研修会が行われた。スポーツ歯科医学会認定医、専門医、指導医にとっては欠かせない研修会である。今回は「睡眠歯科からスポーツへのアプローチ」を藤巻弘太郎先生、「自家歯牙移植を選択するとき」を斎田寛之先生が講演された。個人的には睡眠はとても興味がある分野で藤巻先生の講演は今までに何度かお聞きし、アスリートのみならず多くの人に関係のある重要な分野だと認識している。藤巻先生は講演のはじめに「寝ちゃってください」と冗談でおしゃっていたが、先生の講演はスライドの数が多くテンポの良いお話しで、とても寝ている暇がないほど内容が濃いものであった。明日からの診療でも患者さんにお伝えしたいことが満載であった。
講演の3番目には令和7年秋に日本で行われ、大変盛り上がったデフリンピックの走り幅跳び代表の上森日南子選手の講演があった。手話通訳3名のご協力でのお話であったが、とても興味深いものであった。実際患者さんにデフの方がいる私にとっては患者さんとの接し方、注意事項など実質的に役立つお話のほかに、デフだけでなく障害を持つ方々(障がい者?)のスポーツとのかかわりを学ぶためにも貴重なお話であった。
午後からの講演では元プロボクシングの長谷川穂積さんのお話し、ブラキシズムについてなど興味深い講演が続いた。2日目の講演は女性アスリートのコンディショニングに関わる講演や市民公開講座として元プロサッカー選手である坪井慶介さんのお話しなど盛りだくさんの内容であった。
今回の学会ではSHP.Dentかながわから副理事長の品川が「歯科医師の競技現場臨場での救護活動」と題し、歯科医師が医療スタッフとしてスポーツ現場に臨場する際の法的立場や活動内容についてポスター発表した。私も「神奈川県歯科医師会野球大会における熱中症対策」と題し、このブログでもたびたび書かせていただいている歯科医師会野球大会での熱中症事例を通じて翌年から大会運営と協力して、大会時期や場所、ルールの改正などを行ない熱中症対策に取り組んできたことを発表させていただいた。
1日目の学会の後は、少し早い忘年会となった。浦和と言えばうなぎ!ということで理事長のお知り合いに教えていただいたウナギ屋さんでおいしい鰻をいただいた。
1年間の労をねぎらい合いながら、来年への抱負や会の運営について語り合った浦和の夜であった。




