横浜ビー・コルセアーズアカデミーにマウスガード講習会してきました。

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コロナ禍から解放された最初のゴールデンウィークの2023年5月4日(木曜日)。横浜ビー・コルセアーズアカデミーのバスケットボールキャンプにおいて、マウスガード(MG)講習会を開催しました。会場は星槎レイクアリーナ箱根(箱根町総合体育館)。対象は所属する男子中学1年生~中学3年生102名でした。

2022年ジュネーブで開催されたFDI(国際歯科連盟)総会において、すべての年齢の人々が、特に子供の場合は永久歯の上顎前歯が萌出したらすぐに、接触または衝突を伴うスポーツや活動に参加している間、MGを使用することが勧められました。それを裏付けるように、日本でもコンタクトスポーツなどにより中学校、高等学校と進むにつれて「歯牙障害」が増加しています。

現在、バスケットボール競技者にマウスガードの着用は義務ではありません。しかし外傷予防の観点から中学生からカスタムメイドのMGを装着することの必要性を啓発する講演を行えたことは有益であると思います。講習会は20分ほどでしたが、過去に顎顔面部の外傷経験者もおり、身近なこととしてMGに興味をもってもらえたようです。講演後にはアンケート調査を行いましたが、その結果からもMGへの興味の高さがうかがえました。

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今後、歯科において中学生からMGについて相談される機会が増えると思います。そして、子どものうちから「コンタクトスポーツをするときはマウスガードを着用するのが当たり前!」となる日が来ることを望みます。

最後になりますが、今回、アカデミーのキャンプにおいてこのような機会を与えてくださった横浜ビー・コルセアーズの皆様に感謝申し上げます。

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