近代5種ジュニアユース国内合同合宿の記録会にメディカルスタッフとして参加。

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令和4年7月24日日曜日、じりじりと夏の太陽が照り付ける中、近代5種競技の記録会が千葉リソルの森にて行われました。リソルの森は千葉県長生郡にあるアウトドアリゾートで、今はやりのグランピングやバンガローなどの宿泊施設に加え、BQQ、レストラン、ゴルフ場、その他スポーツ施設を備えている大型施設です。

グランピング施設
ロングジップ
グラウンドミニゴルフ

近代5種JRAジュニアユース国内強化合宿をここリソルの森で1週間行う予定で、その最初として24日に記録会を行うことになりました。今日の記録会は男女合わせて16名。フェンシングから始まりお昼を挟んで水泳、レーザーランというスケジュールです。医科学スタッフは私と帯同しているトレーナーさんだけということで少し緊張気味でした。

装備はバッチリにしておこうとAED、医療キットを会長の嶋村先生からお借りし、感染症対策用品、歯科用のキット(外傷により歯が折れたり、抜けたりしたときの応急処置セット)、熱中症対策の補水液やアイスパッドなどを用意して早朝から千葉に向かいました。

朝、集合すると会場にて検温と体調チェック。参加者は専用のチェックフォームから毎日の体調を送信するシステムになっています。コーチ、審判団、保護者の方々も参加しているので感染対策は大切な仕事となります。

最初のフェンシングは、森のホールと呼ばれる木造の教会のような施設で行われました。待機場所が狭いので密にならないように注意しながら行い、3ラウンドごとに休憩時間をとっていただき、換気と消毒を行いました。

午後はMTS(メディカルトレーニングセンター)にある、プールにて水泳競技となります。

MTSは1985年に建設された、総合スポーツ施設でこれまでサッカー日本代表の合宿やプロ野球選手の自主トレが行われたり、世界的陸上選手たちがトレーニングに利用しているようです。1階ロビーには多くの有名選手たちのサインや写真が並んでいました。日本と合同合宿をおこなった、アメリカやイギリスの選手たちの落書き?が階段の壁一面になされていました。

その後、芝生のグラウンドに移動して、最終種目レーザーランです。午後になり日差しは一層厳しくなり、立っているだけでも汗が流れてきます。その中で800メートル走してレーザー射撃を4回繰り返す(!!)過酷さは想像を絶するものがあります。それに比べれば、ただ立って選手を見守る私の楽ちんなこと!(でも結構疲れました)でもさすがにいつも鍛えぬいているアスリートたち!全員完走し、記録会は終了となりました。

今回はジュニアユース強化合宿ということで、高校生の選手たちも参加しており、先輩の選手たちに交じって堂々と勝負していた姿がとても頼もしかったです。この中からパリオリンピックに行く選手がいるのかと思うとワクワクします。何回かスタッフとして参加させていただいていると、顔見知りの選手の方もいて(向こうは知らないでしょうが)彼ら、彼女らの成長を見るのがとても楽しみになっています。暑い中ですが合宿を無事に乗り切って、さらに技術、体力を磨いてほしいと思います!

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